AI PC候補価格(2026-08)

2026年8月(159円/$)の弊社次期AI PC候補の公式サイト価格を記録しておきます。
後日購入時の参考にするためです。

Summary:AI PC候補価格(2026-08)

名称 価格(円) 主要スペック 備考
MS-S1 Max 652,799 Ryzen AI MAX+ 395
128GB LPDDR5X 8000MHz
2TB SSD
10GbE x 2
EVO-X3 607,999 2TB SSD
2.5GbE
EVO-X2 599,999
Mac Studio 653,800 M4 Max
64GB
ユニファイドRAM
1TB SSD
2.5GbE
AI PC候補のMS-S1 Max、EVO-X3、EVO-X2、Mac Studio(2026-08)
AI PC候補のMS-S1 Max、EVO-X3、EVO-X2、Mac Studio(2026-08)

Mac RAMはWin半分で同等以上

AI PC性能を決める要素が、RAM容量と速度、帯域です。Apple Mシリーズ採用のユニファイドメモリは、Win PC搭載量の半分でも「同程度以上の高性能ローカルAI処理」ができるためAI PC候補のMac Studioは64GB版にしています。メモリ価格高騰が終息すれば、128GB版にするつもりです。

ちなみに、主要Mシリーズの公証最大メモリ帯域は下記です。Ryzen AI MAX+ 395は、確か250GB/s程度と記憶していますので、Mシリーズが圧倒的に広帯域です。

Apple Mシリコンのメモリ最大帯域
Apple Mシリコンのメモリ最大帯域

新Mac Studio発表

2026年8月25日、AppleはM5 Max、M5 Ultra搭載の新型Mac Studioを発表しました。現行のM4 Maxよりも高性能にも関わらず、価格据え置き(!)です。

さらに、2nmプロセス製造でGPUコア強化のM6も発表しました。AI性能はM5比最大2倍です。

Afterword:恐るべしApple AI PC

Mac Studioの高さ半分でさらに小型化しコストパフォーマンスを高めたMac miniは、M6が最大32GB、M5 Proは最大64GBです。恐るべしApple AI PC。

縦長・薄型EVO-X3発売

薄型・縦長EVO-X3発売
薄型・縦長EVO-X3発売

2026年7月6日、AMD Ryzen AI Max+ 395搭載EVO-X3が発売されました。GMKtec社ハイエンドミニAI PC EVO-X2(2025/4/15発売)の縦長・薄型進化版です。

新EVO-X3対旧EVO-X2

新EVO-X3対旧EVO-X2スペック差で目立つのは、上図からOCuLink追加、USB4x1削除、SDカードスロット削除、LEDライト削除、しかし、フルメタル化した筐体容量は2.7Lと新旧同一である点です。

同一容量のEVO-X3(左)とEVO-X2(右)の筐体
同一容量のEVO-X3(左)とEVO-X2(右)の筐体

2.7Lの内訳は、353 × 186 × 41 mm(スタンド除く)と縦長・薄型化し、2.3kgで縦置き設置です。よりAI開発向きに進化したようで、その進化内容は次章で分析します。

EVO-X3を2TB SSDで比べると、EVO-X2より$300(約49,000円)価格上昇。先行発売特価で576,576円です。

EVO-X3進化分析

EVO-X3の進化内容を分析します。

EVO-X3インタフェース
EVO-X3インタフェース
  1. 縦長・薄型による設置デスク面積削減

EVO-X3もEVO-X2と同じ筐体容積は2.7Lです。縦長筐体にすると薄型になり、デスク上の設置面積は小さくなります。193 × 185.8 × 77 mmのEVO-X2より省スペース性に優れます。

  1. フルメタル筐体による放熱効率化

筐体底面や側面から入った冷たい空気は、内部デバイスを冷やし背面上方・下方の排熱口からファンにより強制排出されます。薄型化により、発熱デバイスと外気の物理距離が近くなり、フルメタル化による筐体自身のヒートシンク効果も期待できます。

  1. OCuLinkによるAI処理能力追加

外付けGPUの増設を容易にするOCuLinkにより、より高いAI処理能力の追加要求に対応できます。

つまり、ローカルLLMなどの高負荷AI処理でも熱ダレせず長時間・安定動作し、更なるAI能力もOCuLinkで加えられるAI開発向きに正常進化したのがEVO-X3と言えます。

Summary:縦長・薄型EVO-X3発売

7月6日EVO-X3発売
7月6日EVO-X3発売

縦長・薄型に進化したEVO-X3を旧EVO-X2スペックと比較しその進化内容を分析しました。同じ高性能なAMD Ryzen AI Max+ 395搭載ミニAI PCですが、筐体の縦長・薄型化により省スペース性は増し、高負荷AI処理でも長時間安定動作、更なるAI能力追加可能なOCuLinkなどAI開発向きに進化したEVO-X3が判りました。

Afterword:縦長がミニAI PCトレンド

Minisforum AtomMan G1 PRO
Minisforum AtomMan G1 PRO

省スペースが売りですが熱的に厳しいミニAI PCは、縦長が最近の筐体トレンドです。発熱デバイスを重なりが無いよう配置し、ヒートパイプや外気で直接デバイスを冷やし、放熱も効率的な縦長が適すからでしょう。