ツイッター買収

ツイッター買収
ツイッター買収

2022年4月26日、CNN Japanは、米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、約440億ドル(約5兆6000億円)でツイッター社買収の見通しを報じました。買収には、株主と規制当局の承認が必要になるそうですが、年内買収完了見込みです。

ツイッターはデジタル広場

マスク氏は、「⾃由な⾔論は機能する⺠主主義の要であり、ツイッターは⼈類の未来にとって重要な問題が議論されるデジタル広場だ」と指摘し、「ツイッターには大きな可能性がある。それを解放するために同社やユーザのコミュニティーと協⼒することを楽しみにしている」と表明しています(4月27日、CNN Japan)。

WordPressブログDescription流用

ツイッター投稿中
ツイッター投稿中

弊社も2021年8月からツイッター投稿を始めました。アカウント自体は、2013年から所有しておりましたが、休眠状態でした。

投稿復活の理由は、ツイッターの最大140文字投稿が、ブログ要約表示に適すと思ったからです。

WordPressブログでも要約:Description(120文字前後)作成が、必要です。このDescriptionは、サイト検索時に表示されます。従って、かなり気を配ってDescriptionを作成します。

この気配り結果を、WordPressだけでなく、ツイッターにも流用すれば、ブログ閲覧数上昇になるかも?と考えた訳です。マスク氏表明とは、雲泥の差です…😅。

ツイッター投稿を始めて8ヶ月程経過しましたが、ツイート効果は、見られません😭。

という訳で、暫くは買収の様子見です。しかしながら、ツイッターが有料にでも変われば、ツイッターアカウントは削除するかもしれません。その際でも、弊社WordPressブログ投稿は、引続きよろしくお願いいたします。

RAベアメタルテンプレート完成、次の金曜詳細投稿

FPB-RA4E1で動作中のRAベアメタルテンプレート
FPB-RA4E1で動作中のRAベアメタルテンプレート

昨年末より開発してきましたルネサスCortex-M33コア採用RAファミリのベアメタルテンプレートが、完成しました。最新開発環境のFSP v3.6.0、e2 studio 2022-04を用いました。FPB-RA6E1とFPB-RA4E1両評価ボードで動作確認済みです。詳細は、次の金曜に投稿いたします。

Blogテーマ変更とMCU開発顧客満足

本Blogテーマを、今週~来週にかけて変更中です。期間中は、画面表示が乱れる可能性もありますがご容赦ください😌。Blogツール:WordPressにご興味が無い方は、最後の章:MCU開発顧客満足をお楽しみください。

オープンソースCMSのWordPressによるBlog投稿

Blogテーマ変更理由

本Blogは、WordPressというオープンソースCMS(Contents Management System)を使って投稿しています。テーマとは、Blog表示の見た目を変える、着せ替え洋服のようなものです。テーマ変更理由は、2つです。

  1. 約2年前に導入されたWordPressの新しいGutenbergエディタ対策
  2. 昨年後期から続くサイトマップトラブル対策

Gutenbergエディタ

従来のWordPress標準エディタは、Classicエディタと呼ばれ、Web版無償Microsoft Wordのようなものです。基本的な文章エディタ機能を提供し、使い方も簡単でした。これに対し、新しく標準となったGutenbergエディタは、ブロック単位の編集・加工を行うなど操作性や使い方が大きく変わりました。

※Gutenbergエディタは、15世紀に活版印刷技術を発明したヨハネス・グーテンベルクにちなんで命名されました。WordPressの記事投稿に際し、活版印刷登場ほどインパクトがあると言うことです。

旧Classicエディタを使い続けたい多くのブロガーのために、標準Gutenbergエディタを無効化し、Classicエディタを復活するプラグインが提供され、筆者もこれを使い続けてきました。

但し、Gutenbergエディタは、毎年改良され機能や使い方も進化、この進化系Gutenbergエディタ対応の新しいテーマも増えてきました。

xmlサイトマップ

xmlサイトマップは、GoogleやYahoo、Bingなどの検索エンジンへ、弊社Blogの投稿内容等を知らせる手段です。

原因不明ですが、昨年後半から投稿数は週一で増やしているにも係わらず、サイトマップの有効ページ数が減り続けています。検索エンジンにマップされなければ、投稿しても読者に発見されず苦労が報われません。

ネット情報によると、プラグイン間の相性など様々な原因がありえますが、解決しません。いわゆるPCとアプリケーションとの相性問題と同じようです。

そこで、1のGutenbergエディタ対策時に、新テーマ導入と同時にプラグインを変える/減らすなどして対処しようと考えました。

Blogテーマ変更結果

今回のBlogテーマ変更の結果、WordPressの新Gutenbergエディタは習得しました。

しかし残念ながら、サイトマップトラブルは、更に悪化しました。プラグイン相性だけでなく、新導入テーマにも関係している可能性もありますが、依然として原因不明です。

算定措置として、Gutenbergエディタと新テーマ利用へ変更し、追加プラグインは最小にします。サイトマップトラブルは、継続検討とします。

MCU開発顧客満足

MCU開発でも課題に対し期待する成果が得られない等は、筆者には日常茶飯事です。費やした時間やコストは、戻ってきませんが、実際にやってみなければ本当は判らない事だらけなのがMCU開発業務です。

MCU開発業務は、以下2点の配慮が必要です。

  1. スケジュール立案時は、マージンを織り込む
  2. 成果に直結しない結果でも、今後に活かす

※織り込んだマージンを使わず成果が出た時は、未消化マージンをリフレッシュ休暇に替えます😁。

今回の対策も、年末年始の予定でした。しかし、新テーマの多さやその理解に時間がかかり、結局マージンを使い果たし1月末実施、そして少ない成果となりました。顧客は、自分自身ですが顧客満足は低いです。

しかし、成果に直結しなくても得た(貴重な!?)結果もある訳です。これを今後に活かす事が、費やした時間やコストを無駄にしない唯一の策で、しかも長い目で見れば、顧客満足にも繋がると信じます😤。

MCU開発は、日々の努力が、即成果に結びつかなくても、将来必ず顧客を満足させる結果・スキルになると自分を信じて続ける心構えが重要です(日本では、周囲になかなか理解してもらえないと思いますが😭、欧米開発者は、これがあたりまえの文化でした)。

Firefox Send終了

クラウドファイル共有サービス:Firefox Sendが2020年9月17日終了となりました。弊社テンプレート配布に最適なFirefox Send終了、残念です。代替にGoogle Driveを使いますが、送受双方に手間が1つ増えます。

本稿は、この増えた手間を説明し、セキュリティと利便性が相反することを示します。

Firefox SendからGoogle Driveへクラウドファイル共有サービス変更
Firefox SendからGoogle Driveへクラウドファイル共有サービス変更

Firefox SendとGoogle Drive比較

Firefox Sendは「ファイル共有」専門サービス。共有ファイル保存期間はアップロード後最大7日、または、ダウンロード1回で共有ファイルがオンライン上から自動的に消去されるなど、「ファイル保存」が主目的のGoogle Driveにない使い勝手がありました。

ファイル共有Firefox Sendとファイル保存Google Drive比較
Firefox Send Google Drive
ファイル共有期間 最大7日 設定不可
受信側ダウンロード回数 1回 設定不可
利用料金 無料(最大2.5GB) 無料(最大15GB)
ダウンロード側ログイン 不要 不要
パスワード保護 可能 可能
特徴 ファイル共有に最適 ファイル保存に最適

共有ファイルダウンロードリンクを送信側から受信側へメール通知、受信側がFirefox/Chrome/Edgeなどのモダンブラウザを使って共有ファイルダウンロードに成功しさえすれば、ファイル共有は終了です。ここまでは、Firefox SendとGoogle Drive全く同じです。Firefox Sendは処理完了です。

違いは、Google Driveがファイルの共有期間やダウンロード回数の制限を設けることができない点です。また、受信側が共有ファイルをダウンロードしたことを、送信側が知る手段もありません。

Google Driveでのダウンロード成功後、受信側に成功通知メールをお願いするのは、Firefox Sendでは自動で行われる共有ファイル削除、または、共有停止を送信側が手動にて行うためです。

Firefox Sendに比べ、Google Driveでは送受双方に処理完了までにこの手間が1つ余分に掛かる訳です。

Firefox Send終了理由

Firefox Sendサービス終了の理由は、マルウェア配布手段として悪用されるケースが増え、開発元Mozillaがサービスラインナップ全体コスト、戦略的焦点を見直した結果と発表されています。

高度な暗号化とファイル自動消去のFirefox Send共有サービスは、Firefoxという誰にでも知られた信頼性の高いダウンロードリンククリックだけで簡単にマルウェアをデバイスへ送れます。一般のユーザだけでなく、ハッカーにとっても便利なツールとして悪用されたのでしょう。

無料一時保存ファイルのマルウェア排除を実施することは、無理だとMozillaがあきらめたのだと思います。ただ、次々に生まれるマルウェア排除は、たとえ有料でも困難かもしれませんが…。

セキュリティと利便性の相反例です。また、セキュリティとその対価:費用対効果を考えさせる例でもあります。

企業が自社クローズドサーバーでのみ社員ファイル共有を許可するのは、費用対効果の実現解なのでしょう。
※同様に、IoT MCU開発でもセキュリティ実現解検討が必須です。

Google Drive代替理由

Firefox Send代替にGoogle Driveを選んだ理由は、ファイルの「ダウンロード前や共有前」に、ウィルススキャンが自動的に行われるからです。ウィルス検出時は、警告表示があります。

※ウィルススキャンは圧縮ファイルでも実施されます。但し、パスワード保護を行うとスキャン不可能になりますのでパスワードは設定しません。Firefox Sendでもこれら処理は実施されていたと思いますが…、ハッカーはパスワード保護でスキャンをかわしたのだと思います😥。

無償、セキュリティ、信頼度の高さ、モダンブラウザで利用できる点、これらからGoogle Driveを代替として弊社は選びました。

全テンプレート継続販売

販売中の弊社テンプレートは、戦略的焦点(???)から販売継続いたします。販売中止のサイト変更手間と消えるリンク対応などを考慮すると、そのまま継続販売する費用対効果が高いからです。

本ブログでは、その時々に応じてテンプレート販売中止・終了予定なども記載しますが、マイコンテンプレート名が購入サイトに掲載している限り販売は継続いたしますので安心(?)してご購入ください😌。

マイコンテンプレート発送方法変更のお知らせ

マイコンテンプレート発送方法に、米国時間3月12日正式リリースされたFirefox Sendを活用します。

Firefox Sendとは

Firefox Sendは、無償のファイル転送サービスで、1GBまで(アカウント作成で2.5GBまで)のプライベートファイルをクラウド暗号サーバーへ一時保存し、共有ダウンロードリンク発行、指定ダウンロード回数、または、有効期限が切れると自動的にサーバーからファイルを削除し、ダウンロードリンクも消滅する優れものサービスです。

Firefox Send
Firefox Send。最大1GBまでのプライベートファイル共有が簡単にできる。

これまでMozillaは、試験サービスを実施してきましたが、正式サービスとしてリリースしました。弊社も試験時、何度かテンプレートご購入者様に利用して頂きましたが、トラブルフリーでした。

正式リリースで安心してご利用頂けますので、今後はご購入頂いたマイコンテンプレート発送方法をFirefox Sendへ変更いたします。

Firefox Sendマイコンテンプレート発送方法

テンプレートご購入者側のご利用条件としては、「Chrome、Firefox、Edgeなどのモダンブラウザー」で共有ダウンロードリンクへアクセスし、テンプレート一式をダウンロードするだけです。

ファイルダウンロード方法
共有リンクへアクセスし ”ダウンロード” クリックでファイルダウンロードが始まる。

これまでのテンプレート発送方法は、ダウンロードリンク通知(弊社)→ テンプレート一式ダウンロード(お客様)→ ダウンロード完了メール通知(お客様)→ 共有リンク削除(弊社)の手間・手順が必要でしたが、この手間がお客様のテンプレート一式ダウンロードで完了します。

お客様のFirefox Sendご利用条件
・モダンブラウザー使用:Chrome、Firefox、Edgeなど
・ダウンロード回数:1回
・ダウンロードリンク通知後の有効期限:1日

※ダウンロードリンクのメール通知後、1日(24時間)以内にお客様にアクセスして頂こうと考えています。
※万一お客様がFirefox Sendダウンロードに失敗した場合には、再送信または、従来方法で再発送致しますのでご安心を。

お客様は、ダウンロード完了メール通知が不要となり、弊社もグラウド共有ファイルと共有リンク削除をFirefox Sendまかせにします。
1GB容量あれば、複数テンプレートの同時購入でも問題ありません。今後IoTサービス例を簡単に示せるEdge MCUテンプレートが複数追加開発されたとしても容量的には十分です。

お客様、弊社双方にとってテンプレート発送の手間が減り、暗号化ファイル・共有リンク削除でセキュリティも問題のない無償Firefox Sendサービス、活用したいと思います。

サイトHTTPS化とPHPバージョンアップ

2月最終週から弊社サイトをSSL化し、HTTPSサイトの新サーバーへ移行しました。
お客様側の対応(ブックマーク、URLの変更など)は一切不要です。http://アドレスのままでも新しいhttpsサイトへ自動的にリンクされます。

HTTPS化の目的

変わった点は、ブラウザ:アドレスバーが、http://happytech.jp/…から、https://happytech.jp/…(s付き!)になり、ネット経由の情報に暗号化処理が施されセキュリティが向上したことです。また、キーワードのGoogle検索結果が、上位表示になる期待もあります。

より安全、安心に弊社サイト、ブログの閲覧をお客様へ提供する機能として、遅ればせながら導入いたしました。

PHPバージョンアップ完了

ブログ利用中のWordPressが5.1へ更新され、使用PHPバージョンも2019年4月からPHP 5.6以上、12月以降はPHP 7.0以上が必要です。この要件を満たすには、新サーバーへの移行(引っ越し)が必須でした。
※実は、サーバー移行はこのPHPバージョンアップが主目的で、HTTPS化は副次的でした。

サーバー移行は、新旧サーバーデータ完全一致 → 切替え → 新サーバー動作確認 → 旧サーバー削除などの作業のため約1週間必要で、2月最終週に行いました。週一ブログ投稿は、お休みを頂きました。

新サーバーのWordPress関連スペックは下記で、当分の間は問題なくブログWordPress運用が可能です。
・Apache: 2.4.27
・PHP: 7.1.9
・MySQL: 5.7.3

新サーバーでのサイト、ブログ、メーラともに動作確認は完了しましたが、見逃し、不具合があるかもしれません。
少しでも変だなと思われた方はお気軽に、info@happytech.jpまで教えてください。よろしくお願いいたします。

ブログ閲覧トラブルのお詫び

本ブログサーバーに障害が発生したため、2018年12月12日水曜午後3時頃から12月13日木曜午前10時頃までの19時間(!)、ブログ閲覧ができませんでした。期間中に訪れていただいた方々にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます🙇。

サーバー障害は現在解消しております。経緯報告と、ソフトウェア全般のメジャー更新時の対応と心構えについて示します。

ブログのみ(!?)閲覧トラブル

閲覧トラブルはHappyTechブログのみに発生し、HappyTechサイト(=マイコンテンプレートサイト)は問題なしでした。どちらも同じレンタルサーバーを利用していますが、ブログ閲覧時にブラウザで表示されたHTTPステータスコードは500番です。

ブラウザ表示のステータスコード、いわゆるエラーコードは、300番台~500番台まであります。

  • 300番台 サイト移転、ドメイン変更通知
  • 400番台 クライアント処理失敗
  • 500番台 サーバーエラー(←今回のエラーコード)

500番台サーバーエラーは、サーバー過負荷やWordPressバグなどの原因がありえます。サーバー業者の障害報告はありませんが、私は、主因がWordPress5メジャー更新だと推測します。

WordPress5へのメジャー更新

12月7日金曜からWordPress5へのメジャー更新配布が始まりました。メジャー更新の中身は、WordPressエディタの全面変更です。活版印刷の発明者といわれるGutenbergにちなんで名付けられた新エディタは、従来版とはかなり異なります。

Johannes Gutenberg(出典:Wikipedia)
Johannes Gutenberg(出典:Wikipedia)

新エディタGutenbergは、既に投稿済みの過去の投稿編集にも影響を及ぼすため、Gutenbergエディタ機能を停止するDisable Gutenbergや、代替として従来エディタが好きなブロガーのためにClassic Editorというプラグインが準備されていました。

「メジャー更新前」にこれらプラグインをインストールしておけば、問題は殆ど無かったと思います。しかし、「更新後」のインストールでは遅すぎます。過去の投稿がGutenbergで変換され、初めてエディタの違いに気づき、慌ててリカバリーするなどした結果、サーバー過負荷に至ったのだと思います。
500番台サーバーエラーが、メジャー更新配布後ではなく、数日たった12日から長時間発生したことが根拠です。

ソフトウェアのメジャー更新時の対応と心構え

このように、「メジャー更新内容の事前調査や対応」と、何か起こるかもという「心の準備」は、バックアップをとることと同じくらい重要です。

更新後に読むことが多いリリースノートですが、せめてメジャー更新がアナウンスされた時は、「更新前」に目を通し、バックアップ以外の対応・準備が万全かを想像しましょう、これが本稿で示したい対応と心構えです。

※MCU IDEは、後方互換性を重視するソフトウェアなので、今回のWordPressエディタのような互換性にインパクトがある問題は生じにくいです。

関連投稿:MCU IDEの後方互換性検証

また、2019年4月よりWordPressの動作要件にphpバージョンが5.6以上、MySQLも5.5以上が加わります。これらより下のバージョンは、セキュリティアップデートだけが提供されます。Office 2019の動作OSが、Windows 10のみというのに似ています。

WordPress推薦phpはバージョン7ですので、2019年4月以降は最新プラグイン利用や既存プラグイン更新にトラブル発生の可能性もあります。プラグイン更新時には、注意しましょう!

httpsとhttpの話

お知らせのついでに、良くあるご質問にこの場でお答えします。

ご質問:ブログもマイコンテンプレートサイトも、httpsではありません。安全ですか?

回答:httpsの目的は2つあります。1つが、サーバーとクライアント間の通信暗号化、つまり他人が通信傍受しても内容を判らなくする仕組みです。
パスワードや個人情報などの機密データを通信する場合にはhttpsは必須です。しかし、弊社ブログもマイコンテンプレートサイトも、閲覧時これら機密データの通信は発生しません。

テンプレートご購入時の銀行振込先やメール内容は、弊社サイトに無関係なhttps対応メーラー(outlook/hotmail/gmail…,etc)で通信しますので、セキュリティは万全です。

もう1つの目的が、Google検索上位を狙うSEO対策です。
Googleは、https推薦のため、httpサイトよりもhttpsサイトを検索上位に表示するそうです。これが多くのサイトがhttps化した大きな理由です。弊社も検索上位表示を望みますが、ベンダー提供以外のマイコン関連サイトは少なく、掲載の中身、つまりコンテンツで検索上位を狙うのが弊社方針です。

また、httpsサイトのドメイン取得は、httpサイトよりもコストが掛かるのも理由です。

弊社は、メンテナンスに多少手間が掛かっても、コスト重視でレンタルサーバーを選んでいます。極稀に今回のようなトラブルも発生しますが、懲りずに引き続き弊社ブログ、マイコンテンプレートサイトを今後ともよろしくお願いいたします。

投稿記事の表示、検索方法

本ブログは、マイコン:MCU関連情報をWordPressというソフトウェアを使って投稿しています。今回は、WordPressブログ投稿記事を効率的に表示、検索する方法を3つ示します。

※WordPressは、ブログサイト制作時に便利なツール。機能追加が容易なプラグインや、外観を簡単に変更できるテーマが多数あるので、カスタマイズも容易で、運営者が投稿のみに専念できる。

カテゴリ選択

各投稿の下には、カテゴリとタグ(キーワード)が表示されています。

投稿カテゴリーとタグ
各投稿の下に表示されるカテゴリーとタグ

カテゴリ選択は、1つのMCU投稿をピックアップして表示する最も簡単な方法です。

例えば、カテゴリのRL78マイコンをクリックすると、日付の新しい順にRL78関連投稿のみが表示されます。PCなどの大画面表示の時は、左端にカテゴリ一覧が表示されるので選択が簡単になります。

PCのカテゴリ表示
MCU毎の投稿を簡単にピックアップできるPCのカテゴリ表示

カテゴリ選択でブログを表示すると、興味のあるMCU投稿がまとまるので便利です。投稿数が多い時は、複数ページに渡りピックアップされます。表示ページ一番下に複数ページへのリンクが表示されます。

複数ページのリンク
カテゴリ投稿数が多い時に表示される複数ページのリンク

ページ番号が大きい、つまり日付の古い投稿は、そのMCUの選択理由や、IDE:統合開発環境インストール方法など最も基本的でMCU開発初期に必要となる情報が記載されています。古い順に読むとより容易にMCU理解が進むかもしれません。

タグ選択

カテゴリとは別に、投稿下にタグと呼ばれる、いわゆるキーワードが示されています。

投稿のタグ(キーワード)
各投稿の下に表示されるタグ(キーワード)

投稿内容で興味が湧いたキーワード(例:リアルタイムOS)がこのタグ内にある場合は、タグをクリックすると、キーワードにより投稿記事がまとめられます。タグ検索は、複数カテゴリに跨った横断的な検索方法です。

自分の興味があるMCUと他社MCU比較などに使うと便利です。

検索窓

ブログ右上にあるSearch:検索窓を使っても投稿の検索ができます。

検索窓
検索窓による投稿記事検索

タグに無いキーワードや、2018年4月など時期を検索窓に入力してクリックすると関連投稿が表示されます。

まとめ

ブログ投稿記事を効率的に表示、検索する方法を3つ示しました。

  1. カテゴリ選択:MCU毎の投稿まとめに最適
  2. タグ選択:キーワードでの横断的な複数MCU比較や理解に適す
  3. 検索窓:タグ以外のキーワードや、投稿時期での検索に適す

本プログは、複数MCUの内容を、時系列で投稿するので、興味ある対象が様々な雑音で読みにくくなる可能性はあります。この場合には、上記3方法で投稿をまとめると読み易くなると思います。

また、手動で関連する投稿を添付する場合もあります(関連投稿を自動選択するWordPressプラグインもありますが使っていません)。

但し、技術者リスク分散の点からは、雑音も耳に入れておくのも良いと思います。どの投稿もチョットした空き時間で読めるように、A4で1~2ページの文章量です。本ブログをご活用いただき、MCU情報整理やプロトタイプ開発に役立つマイコンテンプレートに興味を持っていただければ幸いです。

関連投稿:ルネサスのIDE買収とリスク分散:技術者個人のリスク分散必要性の章参照

マイコンソフトウェア開発の基礎知識と開発方法、配布開始

1月末に3回に分けて投稿した「マイコンソフトウェア開発の基礎知識と開発方法」を1つのpdf資料にまとめました。弊社マイコンテンプレートサイトのアプリケーション開発手順のページから、どなたでも無料ダウンロードが可能です。

Sample Software First and MCU Template
Sample Software First and MCU Template

この資料は、Sample Software Firstについて説明しています。マイコンテンプレートを使ったアプリケーション開発手順と合わせて読んで頂くと、マイコンソフトウェアの開発方法がより解り易くなると思います。

今後、ご購入頂いたマイコンテンプレートの付属資料としてこの資料も添付する予定です。

マイコンテンプレート購入検討中の方、既に購入された方でも、ご活用ください。

100MBフラッシュマイコンとFreeRTOS

ルネサス、100MB超の大容量フラッシュ内蔵、160℃で10年以上のデータ保持もできる車載可能な次世代マイコン実現にメドの記事が、EE Times Japanで12月6日発表されました。

ルネサス100MBフラッシュマイコン実現にメド
ルネサス100MBフラッシュマイコン実現にメド(記事より)

これは、ルネサスが車載半導体シェア30%を狙う動きとリンクしています。マイコンは、ROM128KB、RAM128KB(Cypress PSoC 4 BLEの例)の「キロバイト」容量から、5~6年後には「メガバイト」へと変わろうとしています。

FreeRTOS

Richard Barry氏により2003年に開発されたFreeRTOSもVersion 10が発表されました。12月3日投稿で示したようにアマゾンがAWS:Amazon Web Service接続のIoT MCUにFreeRTOSカーネルを提供したことで、マイコンへのFreeRTOS普及が一気に進む可能性があります。

Amazon FreeRTOS
Amazon FreeRTOS(サイトより)

従来のFreeRTOSは、5KB以下のROMにも収まりリアルタイム性とマルチタスク処理が特徴で、小容量マイコンでも十分に使えるRTOSでした。しかし、Amazon FreeRTOSの魅力的ライブラリをフル活用すると大容量ROM/RAMが必要になるハズです。フラッシュ大容量化、製造技術の細分化の流れは、マイコン高性能と低消費電力ももたらし、Amazon FreeRTOSを使用しても問題はなさそうです。

世界的な電気自動車化:EVシフトの動きは、マイコンに数年で激しい変化を与えます。弊社もCortex-M0\M0+コアに拘らず、STM32F1で使ったCortex-M3コアなどの更に高性能マイコンにも手を伸ばしたいと考えています。

ポイントは、FreeRTOSだと思います。その理由が以下です。

Amazon FreeRTOS対応のSTM32L475 Discovery kit for IoT Nodeのサイトで、AWS経由でどのようにクラウドに接続し、評価ボード実装済みの各種センサデータをグラウド送信する様子や、逆にグラウド側からボードLEDを制御する様子が英語Video(約11分)に紹介されています。
英語ですが、聞き取り易く、解り易いので是非ご覧ください。

Videoで使用したサンプルソフトも同サイトからダウンロードできます。殆ど出来上がったこのサンプルソフトへ、必要となるユーザ処理を追加しさえすれば、AWS IoT端末が出来上がります。

追加ユーザ処理は、FreeRTOSのタスクで開発します。タスクの中身は、初期設定と無限ループです。無限ループは、使用マイコン(Videoの場合はSTM32L4+)APIとFreeRTOS APIの組合せです。

つまり、従来マイコン開発に、新たにFreeRTOS API利用技術が加わった構成です。従来マイコン開発は、マイコンテンプレートで習得できます。但しFreeRTOS利用技術は、別途習得する必要がありそうです。

その他の細々したクラウド接続手続きは、通信プロトコル上の決まり文句で、独自性を出す部分ではありません。

マイコンテンプレートサイト、レスポンシブ化完了

その弊社マイコンテンプレートサイトのレスポンシブ化が完了しました。閲覧の方々が、PCやスマホで画面表示サイズを変えても、自動的に最適表示に調整します。

また、サイト運営側も従来サイトに比べ、ページ追加/削除が容易な構成に変わりました。より解りやすく充実したサイト内容にしていきます。動作テストを十分にしたつもりですが、ご感想、バグ情報などをメールで頂ければ幸いです。

レスポンシブサイトと説明資料

HappyTechサイトを年内完成目標に、レスポンシブ対応:Responsive Web Designへ改良します。

数年前にサイトを開発した時は、1ページ表示が流行っていたので、これに倣って(ならって)開発しました。しかし、スマホやタブレットなどのモバイルデバイスが増え状況が変わりました。

サイト内容のコンテンツ追加・削除もしにくい構成でしたので、流行のレスポンシブサイトに変更します。

Responsive Web Design
Responsive Web Design

レスポンシブテンプレートを探す

手っ取り早くレスポンシブサイトを開発する方法は、ネットに溢れるレスポンシブテンプレートを利用することです。

私は、HTML5 UPというサイトのテンプレートを利用しました。テンプレート説明資料はありませんので、開発には、多少のHTML、CSSの解読技術とベース知識が必要です。

レスポンシブテンプレートメリット

記載内容はそのままに、ユーザが使う画面大小に合わせて自動的に表示レイアウトを変えるのがレスポンシブサイトです。ご覧のブログはWordPressを使っていますので、利用テーマをレスポンシブ版に変えればそれで出来上がりますが、サイトの場合は、自分でHTMLとCSSを使って作り直す必要があります。

基本部分が出来上がったHTML5 UPテンプレートに、修正を加え動作を確認しながら、短期にサイトを開発できるのがテンプレート利用のメリットです。

マイコンテンプレートメリット

このメリットは、弊社マイコンテンプレートでも全く同じです。

サイト開発と同様、マイコンも動き出すまでに手間がかかります。また、動き出した後も、修正や変更が生じます。テンプレートを使うと、この動き出しまでの時間を、殆ど0に短縮できます。

マイコンAD変換:ADCを例に説明します。

ADCは、サンプルソフトも多く使い方も良く知られています。しかし、実際にセンサを接続して動作させると、複数回ADCの平均を計測値とするか、あるいは、1回のADCを計測値とするかは、アプリにより異なります。

通常は、ノイズ対策として平均値を用いる場合が多いです。それでも、測定間隔や何回の計算で平均を求めるかについては、センサとマイコンを接続し、実際に動作させカット&トライ:試行錯誤で決めるのがBestです。

この試行錯誤に適したソース構成が初めから出来上がっていれば、試行も容易でスパゲッティーコード(!?)にもなりません。

つまり、立ち上げを早くし、実動作に近い環境でプログラミングでき、しかもスパゲッティー化を避けられるのがマイコンテンプレートのメリットです。

マイコンテンプレート説明資料

説明資料があると、テンプレート修正や変更が容易になります。テンプレート開発者の考え方、指針が解るからです。最近のソースコードは、数行に渡るほどの多くの英語コメントが付いていますが、コメント文だけでは、これら考え方、指針は表現できません。

説明資料が無い場合は、どこを修正・変更すれば良いがが不明で、この場所を探すのに余分な時間が必要になります。マイコンソースコードは、その傾向が特に強く修正や変更で直にスパゲッティーコードになります。

標準的な決まりが多くあるHTMLやCSSと異なり、マイコンソースは比較的自由に記述できるからです。その結果たとえ同じ職場でも、他人が開発したマイコンソースは解読が難しいのが現状です。標準的な知識レベルがバラバラなのも原因の1つでしょう。デサインレビューの結果が反映され難いのです。

そこで、マイコンテンプレートには説明資料を添付し、標準的と思う私の考え方や開発指針を多く記載しています。テンプレートソースコードにも豊富な(冗長な!?)日本語コメントが付いています。

勿論、これら考え方や指針は、あくまでご購入者様のテンプレート理解が目的で、押付けではありません。テンプレート版権は、ご購入者様個人に帰属しますので、ご自分の考え方を反映した改良も自由です。

ご購入者様のご質問にも丁寧にお答えします。

マイコンテンプレートは、初心者~中級者向けです。しかし、全ての方のレベルに合わせた説明は、不可能です。それぞれの方でご質問は、異なります。広いレベルの方に参考になると思ったご質問に関しては、テンプレート改版時、説明資料へ付け加えています。

以上の方針で、マイコンテンプレート説明資料やソースコードを作成しています。

マイコンテンプレートご購入者は、または購入検討中の方であっても、いつでも、どのようなご質問でも、大歓迎です。お気軽にinfo@happytech.jpまでお寄せください。