LibreOffice新ツールバー追加し最新版、安定版ともに更新

2018年2月7日LibreOfficeが最新版、安定版ともに新しいツールバー:NotebookBarを導入し更新されました。
本更新は、マイナー更新に相当しますので、ウェブサイトから更新版ダウンロードとインストールが必要です。

LibreOffice版数(2019/02/10現在)
パッケージ 想定ユーザ 2019/2/7版数
最新版(stable 技術マニア、新しいもの好き、パワーユーザ 6.1.4 → 6.2.0
安定版(stable ビジネス組織、法人企業、慎重なユーザ 6.0.7 → 6.1.5

関連投稿:LibreOffice更新、メジャー/マイナー更新の章参照

LibreOffice公式Twitterに、LibreOffice6.2の新機能紹介動画(4:33)があります。ツールバー以外にも改善箇所がありますので、この動画をご覧になれば更新内容が解ります。本稿はこれらのうち、新ツールバー:ノートブックバーを説明します。

新ツールバー:ノートブックバーの使い方

ノートブックバーは、従来からある標準ツールバーなどへ「追加された」ツールバーで、より柔軟で少ない面積にコマンドをカスタマイズ表示できます。リボンツールバーへ「一挙に全て変えて」ユーザを戸惑わせるMicrosoft Officeよりも良心的です😅。

そのノートブックバーは、デフォルトでは表示されません。表示(V)>ユーザーインタフェース(I)>で、タブ(D)、または、グループバーコンパクト(E)で利用可能になります。ノートブックバーは、この追加された2種類のユーザーインタフェース:UIの総称と考えれば良いでしょう。

標準ツールバーから新ツールバー:ノートブックバーの表示方法
標準ツールバーから新ツールバー:ノートブックバーの表示方法

一言でいえば、タブ(D)は、Microsoft Office 2010のUIにより近く、グループバーコンパクト(E)は、よりコンパクトかつカスタマイズできるツールバーだと思います。

新UIのタブ。Office2010のようにタブでコマンドを切替える。
新UIのタブ。Office2010のようにタブでコマンドを切替える。
新UIのグループコンパクト。コマンドをグループ分け、よりコンパクトにカスタマイズ表示できる。
新UIのグループコンパクト。コマンドをグループ分け、よりコンパクトにカスタマイズ表示できる。

また、オプション(O)の表示でUI表示のアイコンサイズも自動、小、大の選択が可能です。

UIのアイコンサイズも変更可能
UIのアイコンサイズも変更可能

標準ツールバーに戻すときは、右端のハンバーガーメニュー、または、メニュー(M)でユーザインタフェース(I)が表示されますので簡単です。

タブから標準ツールバーへ戻す方法
タブから標準ツールバーへ戻す方法

文章や資料作成時は、内容や構成に集中しています。頻繁に利用するコマンドは、数個だと思いますので、色々カスタマイズしてご自分の使いやすいUIにすれば作成効率も上がります。Officeに慣れた方でも、今回のノートブックバー追加で、よりLibreOfficeへの移行が簡単になると思います。

弊社は、LibreOffice WriterとDrawの使い方、実務で使えるテンプレートを下記関連投稿で配布中ですのでご活用ください。
関連投稿:実務LibreOffice Writerカスタマイズ
関連投稿:LibreOffice Drawの使い方とテンプレート

Office 2010代替と1809トラブル対策

今年になってExcel 2010が正常に起動しないなどトラブル続出で、RS5:1809のUpdateトラブルも含めるとMicrosoft技術力低下を疑わせる状態が続いています。最先端技術牽引企業ですのでやむを得ないことは承知しておりますが、ビジネスツールとしてはひどいレベルです。19H1:1903は、順番で言うと安定チーム(?)が開発担当してくれるかもしれませんので、改善を期待しております。

本稿で示したLibreOfficeは、Windows/Mac/Unix上で使え、新旧Office文書互換、しかも無償、更新や機能追加方法も安全志向です。2020年10月13日でサポートが終了するOffice 2010、その他Office2019/2016/2013代替、Windowsトラブル対策としてもLibreOffice導入を検討されてはいかがでしょう?

ブログ閲覧トラブルのお詫び

本ブログサーバーに障害が発生したため、2018年12月12日水曜午後3時頃から12月13日木曜午前10時頃までの19時間(!)、ブログ閲覧ができませんでした。期間中に訪れていただいた方々にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます🙇。

サーバー障害は現在解消しております。経緯報告と、ソフトウェア全般のメジャー更新時の対応と心構えについて示します。

ブログのみ(!?)閲覧トラブル

閲覧トラブルはHappyTechブログのみに発生し、HappyTechサイト(=マイコンテンプレートサイト)は問題なしでした。どちらも同じレンタルサーバーを利用していますが、ブログ閲覧時にブラウザで表示されたHTTPステータスコードは500番です。

ブラウザ表示のステータスコード、いわゆるエラーコードは、300番台~500番台まであります。

  • 300番台 サイト移転、ドメイン変更通知
  • 400番台 クライアント処理失敗
  • 500番台 サーバーエラー(←今回のエラーコード)

500番台サーバーエラーは、サーバー過負荷やWordPressバグなどの原因がありえます。サーバー業者の障害報告はありませんが、私は、主因がWordPress5メジャー更新だと推測します。

WordPress5へのメジャー更新

12月7日金曜からWordPress5へのメジャー更新配布が始まりました。メジャー更新の中身は、WordPressエディタの全面変更です。活版印刷の発明者といわれるGutenbergにちなんで名付けられた新エディタは、従来版とはかなり異なります。

Johannes Gutenberg(出典:Wikipedia)
Johannes Gutenberg(出典:Wikipedia)

新エディタGutenbergは、既に投稿済みの過去の投稿編集にも影響を及ぼすため、Gutenbergエディタ機能を停止するDisable Gutenbergや、代替として従来エディタが好きなブロガーのためにClassic Editorというプラグインが準備されていました。

「メジャー更新前」にこれらプラグインをインストールしておけば、問題は殆ど無かったと思います。しかし、「更新後」のインストールでは遅すぎます。過去の投稿がGutenbergで変換され、初めてエディタの違いに気づき、慌ててリカバリーするなどした結果、サーバー過負荷に至ったのだと思います。
500番台サーバーエラーが、メジャー更新配布後ではなく、数日たった12日から長時間発生したことが根拠です。

ソフトウェアのメジャー更新時の対応と心構え

このように、「メジャー更新内容の事前調査や対応」と、何か起こるかもという「心の準備」は、バックアップをとることと同じくらい重要です。

更新後に読むことが多いリリースノートですが、せめてメジャー更新がアナウンスされた時は、「更新前」に目を通し、バックアップ以外の対応・準備が万全かを想像しましょう、これが本稿で示したい対応と心構えです。

※MCU IDEは、後方互換性を重視するソフトウェアなので、今回のWordPressエディタのような互換性にインパクトがある問題は生じにくいです。

関連投稿:MCU IDEの後方互換性検証

また、2019年4月よりWordPressの動作要件にphpバージョンが5.6以上、MySQLも5.5以上が加わります。これらより下のバージョンは、セキュリティアップデートだけが提供されます。Office 2019の動作OSが、Windows 10のみというのに似ています。

WordPress推薦phpはバージョン7ですので、2019年4月以降は最新プラグイン利用や既存プラグイン更新にトラブル発生の可能性もあります。プラグイン更新時には、注意しましょう!

httpsとhttpの話

お知らせのついでに、良くあるご質問にこの場でお答えします。

ご質問:ブログもマイコンテンプレートサイトも、httpsではありません。安全ですか?

回答:httpsの目的は2つあります。1つが、サーバーとクライアント間の通信暗号化、つまり他人が通信傍受しても内容を判らなくする仕組みです。
パスワードや個人情報などの機密データを通信する場合にはhttpsは必須です。しかし、弊社ブログもマイコンテンプレートサイトも、閲覧時これら機密データの通信は発生しません。

テンプレートご購入時の銀行振込先やメール内容は、弊社サイトに無関係なhttps対応メーラー(outlook/hotmail/gmail…,etc)で通信しますので、セキュリティは万全です。

もう1つの目的が、Google検索上位を狙うSEO対策です。
Googleは、https推薦のため、httpサイトよりもhttpsサイトを検索上位に表示するそうです。これが多くのサイトがhttps化した大きな理由です。弊社も検索上位表示を望みますが、ベンダー提供以外のマイコン関連サイトは少なく、掲載の中身、つまりコンテンツで検索上位を狙うのが弊社方針です。

また、httpsサイトのドメイン取得は、httpサイトよりもコストが掛かるのも理由です。

弊社は、メンテナンスに多少手間が掛かっても、コスト重視でレンタルサーバーを選んでいます。極稀に今回のようなトラブルも発生しますが、懲りずに引き続き弊社ブログ、マイコンテンプレートサイトを今後ともよろしくお願いいたします。