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5月19日に手動更新したWindows 10 21H1は、その後も安定して動作中です。この21H1と次回大型更新で「この10年間で最も重要なWindowsアップデートの1つ」と言われるSun Valleyこと21H2 の2記事を紹介し、今秋21H2大規模更新失敗時の対処案を示します。

秋21H2は大規模更新、春21H1機能追加はわずか

今秋のWindows 10大型更新は、Microsoft CEO) Nadella氏よると「この10年で最も重要なWindowsアップデートの1つ」で、スタートメニュー、アクションセンター、ファイルエクスプローラー、タスクバーなどの見慣れたユーザインタフェース(GUI)が新しいデザインへ変更、新機能追加の可能性もあるそうです(CNET Japan、2021/06/03)。

6月24日のオンラインイベントで次世代Windowsの詳細が発表されそうです。開発コード名Sun Valleyこと次期Windows 10バージョン21H2は、大規模更新になりそうです。

一方、今春の“21H1の機能追加はわずか(日経クロステック、2021/05/31)”の記事で、Windows 10大型更新と更新規模、その更新プログラム配布方法について解り易い図が掲載されていますので、抜粋し21H2の予想を追加しました。

Windows 10バージョン 大型更新開始時期 更新規模 更新プログラム配布方法
20H1 2020年上期 大規模? 通常(一括ダウンロード)
20H2 2020年下期 小規模 有効化パッケージ
21H1(今春:現状) 2021年上期 小規模 有効化パッケージ
21H2(今秋予定) 2021年下期 大規模? 通常(一括ダウンロード予想)

更新プログラム配布方法の有効化パッケージとは、大型更新開始前に、更新内容を無効化した状態でPCへ段階的に更新プログラムをパッケージで配布しておき、大型更新時にそれらを有効化する方法です。小規模更新の場合には、更新プログラムダウンロード時間が短くなるなどのユーザメリットがあります。

大規模更新では事前配布パッケージ自体もおそらく大きくなるため、Windows7から8/8.1への更新と同様、事前配布無しに一括して更新プログラムをダウンロードする通常方法になると予想します。

OSクリーンインストール歴史

Windows 10初版リリースが2015年なので、ここ10年の範囲にはWindows 7や8/8.1なども含まれるでしょう。筆者は、Windows 7や8の時代は、新OSリリースに合わせて、または、PCの調子が悪い時は、リカバリよりもOSクリーンインストールを行っていました。

既存アプリケーションの再インストールや再設定も必要で、手間と時間がかかる作業でしたが、リカバリよりも新OSをクリーン環境で使うメリットが大きいと判断したからです。

Windows 10へアップグレート後は、クリーンインストール回数は減り、20H1以降は、全てのPCで問題なく大型更新が成功しています。クリーンインストールの手間を考慮すると、少々のトラブルは、自己修復してきたとも言えますが、それでも旧OSに比べ、安定度や安心感は高いと評価しています。

Windows 21H2大規模更新失敗対策案

今秋21H2は、操作性も含めた大規模更新で、開発中止したWindows 10X機能などを含める噂もあり、共通コアOSに比べ、更新失敗の可能性は高くなります。関連情報を収集分析しますが、所有PCは、最終的には3つの更新結果になると予想しています。

  • 21H2手動更新成功
  • 21H2手動更新失敗➡21H2クリーンインストール
  • 21H2手動更新失敗➡21H1へリカバリし継続使用

更新成功を期待しますが、失敗時は、21H2をクリーンインストールする案と、21H1へリカバリして継続使用する2案があります。

現在使用中の21H1は、20H1から続く共通コアOSのWindows 10です。21H1サポート終了の2022年12月(2022年5月という記事もあり)までは、継続使用でも安心して運用ができます。またGUIも、現状のままでも不満はありません。

最新21H2をクリーンインストールするか否かは、発表される次世代Windowsの内容次第です。

魅力的なOSであれば、手間をかけてもクリーンインストールするでしょう。次世代Windowsの内容は、本ブログでも適宜取上げていきます。

MCU:マイコンWindows 10,MCU開発環境,OneDrive,クリーンインストール,LibreOffice,Office 2010,サムネイル

MCU開発環境のWindows 10 Pro Version 1803クリーンインストールに至った経緯を前稿で示しました。今回は、クリーンインストール後に改善された点、変わらなかった点、新しく気が付いた点などを記載します。

クリーンインストールで改善された点

クリーンインストール前は、110GB程度の使用量であったCシステムドライブが、同じアプリをインストールした後でも80GB程度で済みました。
この30GBの差がどうして生じたのかは、解りません。OSやアプリを使っているうちに溜まるゴミがあるとしても、30GBは大きすぎます。

差分の原因は不明ですが、意を決してクリーンインストールしたお陰(ほうび)として考えています。

クリーンインストール前後で変わらなかった点

OneDrive同期のOffice 2010サムネイル表示は、Excelのみ非表示が続いています。

もしかしたらOffice 2013以降であれば、正常にサムネイル表示されるのでは?と考えています。Office 2010延長サポートは2020年10月13日、つまりあと2年で終了します。Microsoftとしては、なるべく上位バージョンへの移行をユーザへ進めたいでしょうからその施策の1つではとの(うがった)考えからです。

私は、Office 2010の代替として、無償LibreOfficeを試用検討中です。

LibreOffice文書サムネイルは、OneDriveフォルダ内でも問題なく表示されます。

Office Word文書右とLibreOffice Writer文書左のサムネイル比較
Office Word文書(左)とLibreOffice Writer文書(右)のサムネイル比較

また、使用頻度が高いOffice Visio2010代替にDrawを使えるのもLibreOfficeのメリットです。さらに、Office文書はLibreOfficeでも編集できます。検討途中ですが今のことろLibreOfficeバージョン:6.0.5.2 (x64)に不満はありません。

クリーンインストールで新しく気が付いた点

起動不能の主因は、前投稿の前兆トラブル4「月1弱の起動失敗」であったと考えています。

しかし、この起動失敗時メッセージがBIOS関連であったため、現在のUEFI全盛環境では、たまには起こる事象だろうと安易に考えていました。また、BIOSからUEFIへいつか変更したいとも正直考えていましたので、きっかけ(トリガ)を待っていたとも言えます。

但し、BIOSからUEFIへの変更に対して、以前から使っていたTodoBackup Freeシステムバックアップでは対応できなかった可能性に気が付きました。TodoBackupは、Windows標準のバックアップソフトやシステムの復元機能よりも、個人的には信頼性が高いと評価しています。しかし、BIOSからUEFI変更時は注意が必要です。

TodoBackupで実行するタスクは、代々Cドライブ単独のシステムバックアップを行っていました。最新TodoBackup V11は、このシステムバックアップと、SSDやHDD丸ごとディスク単位のバックアップが別々のタスクで用意されています。

起動不能時に表示されたBCD関連のリカバリには、Cドライブ単独のシステムバックアップだけでは元々不可能だったのです。従って、今後はディスク単位バックアップを実行し、同様の起動不能に備えます。

また、初めてOneDriveを使うユーザには問題ない設定ダイアログが、既にOneDriveを利用中で今回のようなクリーンインストール後、再度ローカルPCと同期させる場合には注意が必要です。

サムネイル非表示問題のためにGoogle Drive同期へと1709で変更したOneDrive。クリーンインストールを機に、より使い勝手が良いOneDrive同期へ戻したところ、再同期ダイアログに設定ミスが生じやすいこと、ネット速度が遅い場合は、同期するファイルが多いだけに同期完了までに時間がかかることを実感しました。

OneDrive「再」同期の手順のまとめ

既にネットワークのOneDrive保存済みのPC同期ファイルと非同期ファイルがある場合、これらとクリーンインストールしたPCのファイルを同期させる時に、手順を間違うとPC内に全く同じファイルが同時存在したり、誤ってネットワーク内のOneDriveファイルを削除する場合があります。

これを回避するには、OneDriveを最初に起動した時に表示される「フォルダの選択」ダイアログで「非同期ファイルの☑を外す」必要があります。

OneDrive「再」同期手順
OneDrive「再」同期手順

デフォルトは、ネットワーク内の全OneDriveファイルをローカルPCへ同期する設定になっています。安易にデフォルトのままOKをクリックすると、全OneDriveファイルのダウンロードが始まります。

このOneDriveファイルは、ローカルPCのOneDriveフォルダに保存されますので、暫くすると、ローカルPCのOneDriveフォルダが、多くのネットワーク保存ファイルで溢れた状態になります。

そもそもOneDriveは、アーカイブスや普段あまりローカルで使わないファイル、また、これらに加えデスクトップ、マイドキュメント、ピクチャなど他PCとネットワーク共有すると役立つフォルダを保存する場所です。

デフォルトのままでは、全OneDriveファイルがローカルPCのOneDriveフォルダに保存されます。この状態で、アーカイブスや不要ファイルを削除すると、同時にOneDrive側も削除されてしまいます。幸い、OneDriveにもごみ箱があり、間違って削除しても復活させることができますが、手間です。

つまり、ネットワークOneDriveとローカルPCのOneDriveの制御を切り離すのが、最初に設定する「フォルダの選択」なのです。OneDriveも改版される度に設定ダイアログも変更され、従来から利用中のユーザには解りにくいことがあるので注意が必要です。

さらに、自動保存で設定できるドキュメント、ピクチャの保存先をOneDriveへ変更する場合には、事前に変更するローカルPCフォルダの場所を、OneDrive内へ移動しておくことも必要です。

私の場合は、マイドキュメントは依然として続くOfficeサムネイル非表示問題でOneDrive同期を使いません。従って、ピクチャフォルダのみをOneDriveへ移動しました。デスクトップは自動保存先の設定のみで同期します。

このように、設定順序や自動保存フォルダにより設定が異なることが現状OneDrive利用時の問題点であり注意点です。完成度は低いと言えるでしょうが、年2回の大幅更新で今後改善されるかもしれません。
※MCU開発と一番の違いは、このリリース完成度だと思います。

Windowsクリーンインストールや、OneDrive同期の方法を記載したサイトは数多くあります。
しかし、これらは新規クリーンインストールや初めてOneDriveを利用するユーザ向けなので、既存PCにトラブルが発生し、やむを得ずクリーンインストールする場合や、既存OneDriveユーザが再設定する場合とは異なる場合もあることに注意しましょう。

さらに付け加えると、Windowsクリーンインストール自体は、気を付けるのはライセンス再認証ぐらいで、アプリのカスタマイズ復活に比べ、手間も時間も数時間で済みます。
OSやユーザアプリインストール、各種カスタマイズ量が少ないなら、(クリーンインストールで半日から数日は完全に潰れますが)気軽にクリーンインストールしてもよい気もしました。

Windowsやアプリのカスタマイズ復活が未だ完全ではありませんが、MCU開発環境メインPCは復活しました。