
同じx64コアAPU:AMD Ryzen AI Max+ 395と128GB RAM搭載のミニPC:GMKtec社EVO-X2とMINISFORUM社MS-S1 Max実機レビューを参考に、どちらを次期AI PCに選ぶかを検討しました。
x64コアAI PCレビュー記事
2024年Copilot発表以後Microsoftは、x64コアPCよりも電力効率が良いARM64コアAPU:Snapdragon X2 EliteやNVIDIA N1X搭載PCなどをひいきしています。それでも既存アプリ互換重視の筆者は、次期AI PCはx64コアを選びます。
Ryzen AI 300のクロックアップマイナーチェンジ版:最新AI 400シリーズ搭載ノートPCが販売されました。しかし、熱的に厳しいミニPCなら旧AI 300搭載PCが安くなれば「買い」だと思います。
そこで、AI 300シリーズ最強Ryzen AI Max+ 395とローカルLLM処理可能な128GB RAM搭載の下記x64コアAI PC実機レビューを参考に、x64 AI PCを選ぶならどちらにするかを検討します。
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GMKtec社EVO-X2レビュー、ちもろぐ、2026/01/20
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MINISFORUM社MS-S1 Maxレビュー、がじぇっとりっぷ、2026/01/07
コスパEVO-X2と拡張性MS-S1 Maxの特徴
2実機レビューを下記観点から比較・評価しました。
| 評価観点 | EVO-X2 | MS-S1 Max |
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インターフェースと |
USB4 (40Gbps) x 2 |
USB4 v2 (80Gbps) x 2 |
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電源供給と |
230Wアダプタ電源供給 |
320W電源本体内蔵 |
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メモリ帯域幅と |
メモリ帯域幅216GB/s |
メモリ帯域幅216GB/s 128GB RAMのみ |
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マイク有無と |
マイク無し |
マイク有り |
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静音性が低く、デスクトップ常設に不向き |
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現行価格と |
約36万円(価格破壊級) |
約48万円 |
総括すると両AI PCの設計思想が全く異なる事が判ります。EVO-X2がコスパ重視、MS-S1 Maxが拡張性重視の設計です。但し、MS-S1 MaxのLAN高性能を活かすには、光10Gbps級の宅内/宅外ネットワークが必須な点は弱点(オーバースペック)かもしれません。
上記AI PCを本ブログで紹介した昨年秋に比べ、メモリ価格高騰・円安などで現時点は約20%販売価格が上昇しました。残念です。新AI 400シリーズ搭載PC発売で旧300シリーズ価格低下を期待します。
価格低下したとしても簡単に買える金額ではありません。評価するだけならタダなので楽しいのですが…。AI PCで得られるパーソナルアシスタントやローカルAI処理にどの程度の額を払えるかは継続検討です。
Summary:EVO-X2とMS-S1 Max
AMD社Ryzen AI 300シリーズ最強APUのAI Max+ 395と128GB RAM搭載のミニPC:GMKtec社EVO-X2とMINISFORUM社MS-S1 Max実機レビューを参考に、次期AI PC選定を行いました。
コスパ重視のEVO-X2に対しMS-S1 Maxは拡張性重視の設計です。クロックアップマイナーチェンジ版のRyzen AI 400シリーズAI PC発売開始により旧AI 300シリーズ搭載PCの販売価格低下を期待します。
販売金額が下がれば、現状の筆者ネットワーク環境ではEVO-X2が次期AI PCに適すと判断しました。
