2015年12月登場のルネサスSynergy、多品種提供中のルネサスマイコンへ、更に追加されるCortex-M0+採用の新MCUをイメージしていましたが、全く違うようです。
根拠となる記事をピックアップし、Synergy関連のみをまとめてみました。
Synergy
- Synergyは、外部からAPIのみ見える。開発者は、このAPIを使いアプリ開発を行う(ルネサス開発者会議2015レポート、2015/10/15)。
- Synergyは、マイコンにOSとライブラリを合わせて提供。ユーザーが、アプリケーション開発に専念できるようWeb上で開発環境を提供し、ライブラリを充実させる。スマホのアプリ開発のようなイメージでIoT機器を作れることが目標(ルネサスが米国でDevConを開催、2015/10/13)。
- Synergyは、アプリケーションに強みのある企業や、マイコン開発経験が少なく開発時間に制約がある企業へ提案し、MCUデバイス単体で提供する予定はない(ルネサス、IoT向けに動作保証されたARMマイコンとソフトを一体で提供へ、2015/6/16)。
「本ブログ対象ではなさそう」ですが、その狙いは、弊社テンプレートにも活かそうと思います。