お知らせ:3月31日金曜投稿はお休み
3月31日の金曜投稿は、虫歯治療のため休みます🤒。先週投稿と同じ内容です。
RAファミリFSP v4.3.0公開
2023年3月19日、RAファミリ最新FSP v4.3.0同梱e2 studio 2023-01が公開されました。1月16日公開の他のルネサスMCUファミリ向けe2 studio 2023-01公開から2ヶ月遅れです。
過去のRAファミリFSP更新と異なる点を説明します。
FSP v4.3.0新規インストール
過去のRAファミリFSP更新は、最新e2 studio内に複数のFSPが同居できました。例えば、1つ前のe2 studio 2022-10では、FSP version 4.2.0~3.6.0が同居しており、選択可能でした。
今回のFSP v4.3.0は、新規e2 studio 2023-01フォルダへFSP v4.3.0が新規インストールされます。従って、FSP v4.3.0は、この新規e2studio_v2023-01_fsp_v4.3.0フォルダから起動されます。
高密度モニタ125%~175%スケーリングのツールバー表示改善
高密度モニタとは、4K(3840×2160)など解像度が高いモニタのことで、最近流行中です。フルHD(1920×1080)に比べ、縦横2倍の表示が可能です。
但し、4K解像度では、Windows表示テキストが小さすぎて見にくいため、125%~175%の拡大表示へ変更し利用するのが一般的です。e2 studio 2023-01では、このスケーリング変更時のe2 studioツールバー表示が改善されました。
高解像度モニタ活用中の方なら表示変更が判るでしょう。筆者は、100%表示の愛好家ですので、具体的な改善内容は、残念ながら判りません。
関連投稿
MCU開発に適すモニタ解像度(1920×1080~3K)。
MCU開発に適すモニタサイズ(メインモニタ:24~27型、ノートPC:16型)。
まとめ
最新FSP v4.3.0同梱e2 studio 2023-01デフォルトインストールが、新規FSPインストールに変わり、これが高解像度モニタ用のツールバー起因なのかは、筆者のPC環境では判りません。
しかし、新規インストールの方が、過去開発環境をそのまま維持できるメリットもあります。デメリットは、ディスク容量など軽微です。
流行のPC環境に伴ってMCU開発環境も変化します。より効率的MCU開発環境へのステップアップ更新と考えます。