車載半導体2015年シェア1位新NXP、2位ルネサス

NXPのFreescale買収により2015年の車載半導体シェアは、新NXPが1位の13~14%、2位がルネサスエレクトロニクスで10~12%だそうです。僅差ですね。

ルネサス関係者は、2020年にはルネサスが車載半導体1位に復帰すると予想しています。
特定の自動車メーカーとの結びつきが非常に強い車載半導体、フォルクスワーゲンなどのメーカー不正がこの予想に影響しないと良いです。

自動運転などの電子制御化でホットな車載マイコン、ここで使われる技術は、いずれ汎用マイコンへも適用されるでしょう。自動運転の背景には、IoTがもたらす様々な情報も必須だからです。

仮に自動運転ができたとしても、「車は趣味性が強い」ので、おそらくエレクトロニスク業界のように商品(車)の価格勝負のみにはならないと思います。

現状は、車載に比べ、顧客あたりの販売数量が少なく、品種も多いので経営的には旨味が少ないと推測する汎用マイコンですが、IoTで爆発的に個数が出ることを期待しています。