「異例」のWin11 24H2累積更新プログラム(KB5064081) (26100.5074)が、8月30日(土曜)に配布されました。この更新プログラムは、今秋リリース予定Win11 25H2の事前配布の一部だと思います。

8月30日「異例」更新プログラム
「通常」のPatch Tuesday 8月例累積更新プログラム配布が、8月13日、次回9月の例累積更新プログラム配布は、9月10日の予定です。今回の累積更新プログラム(KB5064081) (26100.5074)配布は、8月と9月の中間で、しかもSaturdayの全く「異例」の配布です。なぜこのタイミングか解りません。
そこで、クラウドAIのMicrosoft Copilotアクアに質問したところ、4つの理由を得ました。
- Copilot +PC向けAI機能強化の先行展開
- セキュアブート証明書の有効期限問題対応
- Patch Tuesday別枠「プレビュー更新」(企業影響を避けるフィードバック取得に週末配布)
- (Win11 25H2への)24H2安定性確認フェーズ
筆者は、Win11 25H2 Release Previewリリース記事(2025/09/01、窓の杜)から、Win11 25H2事前分散配布だと推測しました。
8月30日更新プログラムKB5064081入手方法
上記記事では、Insider ProgramのRelease Previewチャネル設定により今回の更新プログラムKB5064081入手方法が示されています。
しかし、弊社はWindows Updateで「利用可能になったらすぐに最新更新プログラムを入手」のオン設定で入手しました。もちろん、Insider Program参加は無しです。

KB5064081インストール後、再起動が要求されます。しかし、NPU無しの弊社Win11 24H2に特に変化はありません。
Rufus手動アップグレードWin11 24H2は25H2化できそう!
Win10延命ツールFlyby11は、Win11 24H2から25H2へのアップグレードができない懸念があるそうです(Win11 25H2が新たな障壁、2025/08/06、日経XTECH)。
弊社お勧めRufusも延命ツールの1つです。このRufusを使って弊社は4月から5月にかけてWin11 24H2へ手動アップグレードし、その24H2正常更新状況を、タイムライン風に投稿しました。

今回の事前分散配布プログラム(KB5064081) (26100.5074)のインストール成功は、Win11 25H2アップグレードへの第一歩かもしれません!
今秋Win11 25H2リリースが待ち遠しいです。
Summary:Win11 25H2事前配布開始か?
通常Patch Tuesdayとは異なるWin11 24H2累積更新プログラム(KB5064081) (26100.5074)配布が、8月30日土曜に行われました。週末配布は、企業影響を最小にするWin11 25H2事前分散配布が狙いでしょう。
Rufus手動アップグレードでWin11 24H2化した弊社PCは、Windows Update最新プログラム入手のオン設定で、このKB5064081インストールに成功しました。
今秋リリース予定Win11 25H2アップグレードへの第一歩だと思います。
Afterword:Win11 25H2ビルド番号は26200番台
MicrosoftサイトのWindows and the shared servicing model v1.2 June 2025に、Win11 24H2/25H2ビルド番号が掲載されました。現行Win11 24H2が、26100番台、次期Win11 25H2は、26200番台です。
Wn11 25H2アップグレードは、Win11 24H2が前提です。10月に迫ったWin10 EOS対策に、RufusによるWin11 24H2更新をお勧めします。