CPUやFPGAボード開発の最初の山場が、プログラミングインタフェースです。これらソフト必須のハードは、プログラミングして初めて動作するので、ここで躓くと先へ進めません。RL78/G1xならE1インタフェースです。ルネサス資料“E1/E20エミュレータユーザーズマニュアル別冊”に、RL78接続時の注意事項が記載されていますが、実際の動作ボードで理解する方が良さそうです。
E1インタフェース理解に最も適した動作ボードは、ルネサスのターゲット・ボード(以下TBと略す)でしょう。TBは、最もシンプルで、最も早い時期に提供されるボードで、最重要ハードの把握が容易などの特徴があります。2012年12月現在、RL78/G1x関連は、下記8種のボードがリリースされています。

本ブログ対象のRL78/G13とG14は、2種類のTBがあり、これらのE1インタフェース部分のみを抜き出しました。TOOL0端子経由(図ではP40と記載)で、フィラッシュ・メモリ・プログラミングとオンチップ・デバッグの両方に対応します。これらの図から、T_RESETは、ボード内で不使用でも、E1インタフェースには必須そうだということが判ります。

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