2013/04/11発行のRL78 ファミリ ユーザーズマニュアル ソフトウェア編で、RL78 ファミリのCPUコアがS1/S2/S3の3種類に分類されました。本ブログ関連のRL78/G13とG14は、S2コアとS3コアに分類されます。
表 各CPUコア機能差と製品例
項目 | RL78-S1コア | RL78-S2コア | RL78-S3コア |
CPU | 8ビット | 16ビット | |
命令の種類 | 74種類 | 75種類 | 81種類 |
汎用レジスタ | 8ビット・レジスタ×8(バンクなし) | 8ビット・レジスタ×8×4バンク | |
乗除算積和演算命令 | なし | あり | |
製品例 | RL78/G10 | RL78/G13、RL78/G12、RL78/G1A、RL78/G1C、RL78/I1A等 | RL78/G14 |
前の版、2011年1月31日Rev.1.00のユーザーズマニュアル ソフトウェア編では、このCPUコア分類はありませんでした。製品が多くなったので、分類が追加され、これですっきりした感じがします。旧NEC系がS1、旧ルネサス系がS3、両者融合の現社ルネサスエレクトロニクスがS2といったところでしょうか?
RL78-S2コアでソフト設計しておけば、適用製品が多いソフト開発ができそうです。