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PSoC 4 Pioneer Kit: CY8CKIT-042解説良書

CY8CKIT-042-BLE

CY8CKIT-042-BLE

弊社のCypress PSoC 4推薦開発ボードは、CY8CKIT-042-BLE: BLE Pioneer Kitです。

IoTマイコン無線技術のBLE: Bluetooth Low Energy(Bluetooth SIGのBluetoothコア仕様4.1認定済み、4.2ではないことには注意)を手軽に試せること、ROM/RAMが128KB/16KBと十分なこと、同じボードで価格を抑えたPRoC BLEも試せることなどがその理由です(ボード実装デバイスPSoC 4 BLE、PRoC BLE、PSoC 4の仕様比較は、前回記事参照)。

CY8CKIT-042を知るには?

但し、もう1つのテンプレート動作環境、PSoC 4 Pioneer Kit: CY8CKIT-042ボードについて、知りたいとお考えの方も多いと思います。2年前の記事ですが、このCY8CKIT-042についての解説書が、大原雄介氏がマイナビに投稿されている「夏休み工作向け? - PSoC 4でお手軽マルチファンクションデバイスを作る」です。

PSoC 4の位置づけ、ボード構成、PSoC Creatorの使い方、サンプルファームの応用の仕方などが解りやすく解説されています。記事記載のプロジェクトソースも提供されており参考になります。

最新PSoC Creator 3.3 CP1で、このプロジェクトをビルドした時のリソースメータが下図です。リソース使用量、残量が一目で解ります。

PSoC Creator 3.3のリソースメータ出力

この記事をご覧になったうえで、ご自分のPSoC 4開発ボードとしてCY8CKIT-042で十分か、それとも弊社推薦のCY8CKIT-042-BLEにするかを判断されれば良いでしょう。

因みに、開発中のPSoC 4テンプレートは、PSoC 4 BLE、PRoC BLE、PSoC 4全てに対応するため、どちらのボードでも動作確認し提供いたします。間口を広げて、少しでも販売個数を拡大したいからですが、PSoC 4でできることは全てPSoC 4 BLEでもできることも理由です。

また、メニュードリブンテンプレート動作にデバイスのUARTコンポーネントを使う際、CY8CKIT-042では、CY8CKIT-042-BLEでは不要な、下図のようなボード上でPSoC 5LPとの結線が必要です。チョット面倒ですね!

CY8CKIT-042のPSoC 5LP機能

PSoC 5LPは、ボードデバイスのデバッグ環境を提供し、同時にUART-USB変換も行います。これによりUSBケーブル1本で、Creator開発ソフトのダウンロードとデバッグ(ルネサスのE1デバッガ相当機能)、Tera TermなどのターミナルソフトでUART送受信ができます。

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