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ソフトバンク、ARM買収を発表

ソフトバンクは、IoT戦略の加速を目的に、英ARM株式100%取得し買収することを発表しました。

9月30日までに買収完了予定です。IoTデバイス開発の関係者にとってはサプライズニュースです。

テクノロジーのパラダイムシフト

ソフトバンク発表資料(免責事項にふれる可能性があるため非掲載)によると、現在のモバイルインターネットの次のパラダイムシフトはIoTです。また、ARMベースSoC:System on Chipの出荷台数は、148億個(2015年)で、未だに発展段階の成長を続けていることが解ります。

ARM Cortex-M0/M0+を用いる本ブログ対象の組込用途マイコン:MCUや、IoTコンピュータ:MPU/SBCなどの2020年市場予測も掲載されています。今後Cortex-M0/M0+の採用を検討されている開発者の方々にも有用な情報です。

SoftBank+ARM

組込の世界では、実質ルネサスのみであった日本プレーヤーに、株主とはいえソフトバンクが参加することは、日本人として少し嬉しい気がします。
しかし、孫社長の後継者問題、英国EU離脱のARM陣営への財務基盤強化などが、今後IoT、特にMCU分野にどう影響するかは、要注意でしょう。

SoftBank携帯で、IoT MCUソフトウエア開発を行う状況が来るかもしれません。

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