MCUとMPU/SCB間の無線規格

UART、つまりSCIを実装しないMCUはありません。

SCI入出力を簡単に無線化できるソフト/ハード技術、これがIoT MCUとMPU/SCB間の無線規格の本命になると思います。MCUとMPU/SCBの網構成は、コチラを参照してください。

この技術は、現在は過渡期で下記のような様々な仕様があります。本ページは、適宜、内容を更新します。

IoT MCU Wireless Specifications 2016/07/15
無線規格 特徴 備考
Bluetooth 4.2 128ビットAES対応など従来比セキュア機能拡張 スマホへ普及中
Bluetooth 5 4.2比通信速度、通信距離、ブロードキャスト容量拡大 2017年初めリリース予定
Thread メッシュ網構成  スリープ復帰時データ有無チェックで長期電池駆動可
Wi-Fi Halow Wi-Fiとの親和性高く、室内外40m、屋外1㎞通信 IEEE 802.11ah
Passive Wi-Fi IEEE 802.bベース、超低消費電力(電池駆動10年)目標
Z-wave Wi-Fi干渉強く、150m四方メッシュ網、232ノード増設可  欧米で普及

 

上記の近距離無線規格(下図:水色のBLEやZigBeeの範疇に属す)と、LPWA: Low Power Wide Areaの公衆/遠距離無線規格(緑色の範疇)の特性差を示します。

Bluetooth(BLE)とLPWAの違い

Bluetooth(BLE)とLPWAの違い(IoT向け通信に価格破壊をもたらす「LPWA」より抜粋)

Bluetoothと無線LANの規格は、Bluetooth 5で無線LANの領域を浸食しつつあります(ブログ記事はコチラ)。

Bluetooth 5と無線LANの生立ちと規格の方向性
  Bluetooth 5 無線LAN
生立ち RS-232C代替無線規格、シンプルなネットワークスタックで低消費電力 IPネットワークの無線化
周波数(Hz 2.4G 2.4G/5G
通信速度/距離 複数デバイス間の低速少量データ 数100Mbps~数Gbps、100m(max)
機能強化点 速度:2Mbps
通信範囲:4倍
ブロードキャスト容量:8倍
コネクションレス通信サポート
暗号化サポート
セキュリティ規格WEP:Wired Equipment PrivacyからWPA:Wi-Fi Protected Accessへ