DragonBoard 410cが気になる

DragonBoard 410c

入手性が良く価格も手ごろなIoT向けPCは、Raspberry Pi 2 Model Bや先日発売のRaspberry Pi Zeroが有名です。これらボードの比較は、コチラが参考になります。ボードへWindows 10 IoT Coreをインストールする記事も多くあります。

これらIoT向けPCには、ネットワークへ接続するためのEthernetポートを持っています(Pi Zero除く)。IoTセンサマイコンの情報収集や管理を行い、クラウド側コンピュータへ接続するためです。但し、マイコン側への接続は、GPIO経由でした。

ここに少し違和感を覚えていたのですが、この違和感が無いIoT向けPCが「DragonBoard™410c」です。

マルチOS対応のDragonBoard™410c

  • Android 5.1
  • UbuntuベースLinux
  • Windows 10 IoT Core

DragonBoard™410cで動作するOSは3種類です。Windows 10 IoT Coreは当然でも、Android 5.1も動作すること、IoTマイコン無線接続に使えるBluetooth 4.1を実装済みであることが気に入っています。Raspberryとの比較は、コチラを参照してください。

日本では、アロー・ユーイーシー・ジャパン株式会社とチップワンストップが独占販売するそうです。

Windows 10 IoT CoreとAndroidメリット

どちらのOSもBluetoothをサポート済みです。ボード購入時にインストール済みのAndroidには、直ぐに使えるアプリが多くあります。開発環境もVisual Studioがあれば、UWP:ユニバーサルWindowsプラットフォーム開発がなんとかなりそうです。

まだ参考記事数は少ないですが、今後いろいろな情報が出てくればと期待しています。